味覚も考えも甘ったれなみるきーの随筆

本音って甘いだけじゃ物足りない。

単純なのに複雑でとても苦手

 

 

 皆さんは何をモチベーションに生きていますか。 

 

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3月に入り就職活動を本格的に始めている

後輩のSNSを見て、自分の就活時代を思い出す。

なんとまあ酷いものだっただろう。

 

なりたいもの、高校の社会科の教師。

ただ、馬鹿な僕に人の人生を背負う覚悟なんてなくて。

自分の世界観の強い僕が、様々な秘めた可能性を

開花させられるように教育する自信がなかった。

だから逃げるように一般企業の就活へ。

 

なんて身勝手で最悪な考え方だろう。

一般企業に入ると、人の人生に影響なんて与えないと

馬鹿な決めつけをして、非常に失礼な奴だ。

 

 

 

就活を始めた僕は漠然と教育に近しい分野として、

人の人生に寄り添って何かしら貢献ができるように、

と人材業界を中心に企業を探し、今の会社に入ることになる。

 

ただ待っていたのは、元々想像していたものとは

全く異なる株式会社という未知の世界だった。

 

人材業界の中でも営業色の強い会社に入った僕は

人を商品として捉える気持ち悪さがどうしても拭えず、

必死にもがいてはみるが気が付くと何も感じないようになり。

 

それでも働き始めて1年半頃だったと思う、去年の秋頃には

株式会社というあり方、この世界で人の為に働く、貢献するという

実感と言うか手法と言うか、漠然と理解できるようになった。

 

基本的には頭でっかちな生き方をしていて、

頭での理解が先行していないと行動できないけど、

体で先に覚え、後に頭でロジックが組み立てられた

非常に気持ち悪い経験の一つ。 

 

最初は大嫌いだった会社も、今では大嫌いではなくなった。

苦手だけど、まあ、こういう世界もあるよね、と

上手く自分で消化させて仕事に向き合えるようになった。

 

 

今の仕事についてとか、働き方についてとか、

色々思うところも感じるところも考えるところも

いっぱいあるけど、今回の趣旨とは外れるので

またいつかの機会で書くとする。

 

毎回始まりの部分で話し膨らませすぎて、

支離滅裂な文章になってしまうの直したいな。。笑

 

 

さて、今回書きたい内容は、

皆さんはどうやって頑張っていますか。

皆さんは何をモチベーションに生きていますか。

 

ようやく最初の一文に戻ってきた。

 

モチベーション

就職活動で嫌と言うほど自分に向き合って、

何が自分を奮い立てるのか、考えて考えて、、

ESでもGDでも面接でも話す、この内容。

 

先に書いた通り僕の就活は非常にお粗末なものだった。

 

自分を常に俯瞰している僕は自分を客観視して

定量的にも定性的にも分析することは非常に得意だ。

 

ただ、どうしても自己分析の中で分からなかったことがある。

それがモチベーション

 

なぜ苦手なのか。答えは明白である。

24年間の中で何かに努力する、必死に頑張るなんて、

そんな経験をしたことがないから。

 

非常に短期的なものは幾つかある。

小学生の時にピアノのコンクールで賞を取るために、

コンクール直前の1週間程度はピアノに噛り付いて

自分が満足するまでは弾き続けた。

因みにこの時はしっかりと賞を取る。笑

 

大学生の時にはバレーの練習を何度か頑張ったこともある。

ただ長続きはしなかった。

 

何故か。

確固たる自分が無いから。

今の僕はそのように考えている。

 

ピアノに関しては周りから、練習したら

絶対にコンクールで賞取れるのに、、と

有難いことに認めてもらっていた。

バレーに関しては周りの雰囲気に充てられて。

 

どちらもその過程も結果も意味あるものだったし、

今でもかけがえのない経験や思い出になっている。

 

ただ、だからと言って、これで味を占めて

努力家になるなんてそんな単純な人間ではなかった。

 

 

僕はモチベーションに対して、

ポジティブモチベーション

ネガティブモチベーション

この二元論で捉えている。

 

ポジティブモチベーションは欲しいが根底にあるもの。

現状から先にベクトルが向いているものを指している。

 

対してネガティブモチベーションは危機感が根底にあるもの。

現状を先から逆算して必要なものを捉えるというような

逆ベクトルになっているものを指している。

 

よく言う「アメとムチ」で例えると、

アメ≒ポジティブ、ムチ≒ネガティブという考え方である。

 

 

今僕は仕事で部下の育成という課題に直面している。

これがまた非常に難しくて苦悩している。

 

このモチベーションに関して、なんとか自分の頭の中に

ロジックを立てて理解はしているつもりになっているが

実際はこんな単純でなく、思うようにマネジメントができない。

 

ポジティブモチベーションを抱かせるために

部下の将来の夢に今の業務を紐づかせてみたり、

ネガティブモチベーションを持たせるために

夢から中長期的なマイルストーンを置いて現状とのギャップを示したり。

でも空っぽな言葉だからなのか、そもそもの方針が誤っているのか、

上手く成果に繋げられていない。

 

そもそもだ。

セルフコントロールをしたことがない人間が

相手をコントロールするなんて上手くいくわけがない。

 

24年間自分に向き合わなかった、着手しなかったツケが

ここにきて非常に痛手となっている。

 

先ほど書いた通り自己分析では自分と向き合わずに、

俯瞰して分析をしていたから。

自分を360度と言わず、立体的に見るようになっても、

それでも真正面の1視点のみ持てていなかった。

 

果たして、僕は何をモチベーションに頑張るのか。

 

新しいジャケットやスラックスを買ってみる。

ピアノを買ってみる。

美味しいご飯を食べてみる。

美味しいお酒を飲んでみる。

友達と遊んでみる。

旅行に行ってみる。

彼女を作ってみる。

 

全てが瞬発的な一過性のモチベーションにしかなりえない。

 

そんな僕がたどり着いた結論が一つだけある。

なんのロジックがあるのか全く分からないが一つだけ。

また、これに関しては強引なこじつけレベルである。

それは何か。

 

 

筋トレである。

 

 

なんだこいつバカか。

ついに頭おかしくなったのか。

 

多分、頭がおかしくなったのだろう。

 

この2年間の社会人生活の中で、

昨年の3月からジムに通い始めちょうど1年経った今、

ジムに通っていなかった1年間と

ジムに行って真面目に自分を追い込んでいた期間と

仕事が忙しくてジムになかなか行けなかった期間。

 

振り返ってみるとジムにしっかり行けていた期間が

最も仕事に前向きで成果も出ていたのである。

 

仕事にも前向きだったからジムにも行く余裕があったのかもしれない。

ただ、ここでこの鶏卵論をするつもりはない。

 

僕としては生活にメリハリが生まれ、運動欲が満たされ、

仕事に向き合えるようになっていると考えている。

 

だから今日もジムに行ってきた。

だから本当はこんなに長文タイピングするのも

きついくらい上半身の筋肉を鍛えてきた。

 

結局僕のモチベーションは分からないままだ。

ただ、一つだけ中期的な目標ができた。 

目指せ体脂肪率10%。